ハンガリーで生活する上で、ハンガリー語は必要?

みなさんこんにちは、suwakoです!


今回は、Instagramでよくいただく質問「ハンガリで生活する上で、ハンガリー語ができないと困りますか?」という疑問にお答えしていきます。





前提として自己紹介をしますと、私はハンガリーに交換留学で1年ほど住んでいました。現地大学でハンガリー語のクラスがあったので、1年間(2学期間)ハンガリー語を学んで、ベーシックな単語が理解でき、短文での日常会話ならできるようになりました。

ハンガリー語ができなくても問題ないかという点に関しては、
「学んだ方が良いが、わからなくても大きな問題ではない」ということです。

基本的に若い人や40~50代くらいの人はだいたい話せるイメージでした。もちろん話せない人もそれなりにいますが、そう言った人にはあまり会いませんでした。


ただし、街中でハンガリー語のグーグル辞書に頼ったり、ハンガリー語で会話したりという経験もあったので、一つ一つケースを紹介していきます。




①スーパーにて


これは一番初めに感じた、ハンガリー語がわからないことに関する不便です。
ハンガリーに限らず、他の非英語圏で言えることですが、スーパーやドラッグストアの商品には英語表記のないものが多いです。日本でもそうですよね。輸入品でない限り、日本語での表記になっていると思います。

ただし、ハンガリー語がわからなくても、理解できる方法があるんです
ハンガリーはEUに所属しているので、食品原材料表示の欄にEU内の言語がたくさん表示されていることが多いです。私は第2外国語でフランス語をやっていたので、初めはフランス語表記を読んで理解していました。その表示には主に、ハンガリー語、ドイツ語、フランス語、スペイン語...などの表記がずらっと並んでいることが多いです。しかし、残念ながら英語が書いていないことも多いので、やっぱり安定的にハンガリー語が理解できることは重要だなと思いました。特に、アレルギーなどがある人は要注意です。ハンガリーに行く前に、自分がアレルギーの食品がハンガリー語でなんというかというのは事前に調べておきましょう

また、お肉でも困ってました。大体、見た目と色でどの動物の肉かはわかりますが、どこの部位かわからない!ということが初めは多かったです。こればっかりは、覚えられず毎回辞書を開けて確認をしていました。そのうちハンガリー語のクラスで人体のパーツを勉強したので、最終的には辞書なしで判断できるようになりました。

中には「ハンガリーもヨーロッパだし、フランス語やドイツ語みたいに、単語からなんとなく推測できるっしょ!」と考える方がいるかもしれません。しかしハンガリー語はどのヨーロッパ系の語族にも所属せず、ウラル語族、フィン・ウゴル語族派という言語族に所属します。このことからわかるように、使用する文字はアルファベットであっても、言語的には全く違うものなので注意をしてください




②お役所系


おそらく留学後、初めに行くお役所は滞在許可証を取りに行くために、現地移民局に行くと思います。これはもちろん外国人対応に慣れてるから大丈夫です。

じゃあ次に行くところは、郵便局!私は受け取りと送るので3回使いましたが、1度、英語が話せないおばさんにあたり、しかも他のスタッフも誰も英語を話せる人がいなくて驚きました。数字「number」でさえも、ええっとええっとって感じのおばさんでした。こればっかりはしょうがない。若い人ならだいたい話せますので、若いスタッフを呼ぶか、周りの優しいハンガリー人に聞くかするといいと思います。自分で単語くらいだけはわかっていることがベストではありますが...。この郵便局に限らずではありますが、数字が理解できるとものすごく強いので、渡航前に数字だけは覚えていくといいですよ。数字は間違えてはいけないし、書けばいいものではありますが、スーパーとかそこらへんの小さい商店のおばちゃん店員は対応が良くないので、ご自身が嫌な思いをしないためにも理解しておくといいです。





これ以外に、街中で困ることはありますか?とご質問いただいたことがありました。街中のサインは基本的にハンガリー語になっており英語表記はありませんが、ハンガリー語も今はアルファベットを使う言語なのでそもそもなくてもなんとか英語読みとかをして目的地にたどり着けますよ。駅名で困ることはありませんでしたし、電車のアナウンスもメトロもバスもトラムも基本的にハンガリー語の後に英語があったので、初めの方はそっちを聞いていました。

ちなみにいうと、公共交通機関のハンガリー語アナウンスは基本的に、
「コベッケズー マガーロー 〇〇」と流れます。〇〇のところに、次の駅名がきます。




いかがでしたか?ハンガリー語が理解できなくて、めちゃくちゃ困ることはまずないですが、食品の名前や数字など、覚えていったほうが安全なものも一部あります。

ハンガリー語がわからなくても、ハンガリーでは日本よりも時間がゆっくり流れているので、焦らなくても大丈夫。ぜひ笑顔を忘れずに周りの人に助けを求めてみてください。日本よりも人と人との繋がりが濃いせいか、親切な人も多いです。なので必要以上に心配はしないでください☺️



最後までお読みくださりありがとうございます!

Have a nice day!


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