非英語圏留学で英語力は伸びるの?【インプット編】

みなさんこんにちは、suwakoです!

私は、大学3年生から4年生までハンガリーのCorvinus 大学に交換留学をしていました。ハンガリー留学に興味を持っている方やハンガリー行きが決まっている方からInstagramのDMよりご質問をいただくことが多いのは、英語力が伸びるのかに関してです。今日は、その時の経験を踏まえて、「伸びるのかどうか」と「どう伸ばしたのか」というお話をしていこうと思います。




まず前提条件としてお伝えしたいのは、私のハンガリー留学は「語学留学ではない」ということです。結構、英語の語学留学がしたくてハンガリーを選びたいという方々からご連絡をいただきましたが、ある程度の英語力があって現地にいったことを前提として読んでいただきたいです。

まず、非英語圏のハンガリーに住んでいて英語力が上がるかというと、上がります
もちろんですが、日本語を使う機会というのは、日本人の友達ばかりを作らない限りまずないので、いい意味で英語環境に身を置けると思います。

英語力は、主にリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングという4つの技能に分けられることが一般的だと思うので、それを元に語っていこうと思います。PART1ではインプットである、リーディングとリスニング(「よむ」と「きく」)について書きます。



リーディング


ある程度は伸びます。

まずハンガリーに行く前の私のリーディング能力は以前もお話ししたのですが、「頑張って日本語にある程度変換しながらであれば、ゆっくりと理解できる」程度でした。

リーディング力が上がり始めるのは、渡航前からです。まずハンガリーに行く前からいろんな人と英語でのやり取りが増えます。例えば現地大学のバディーとか、宿泊先のマネージャーや、受け入れ先大学のコーディネーターなど。彼らの英語を読んで理解するのは、結構すぐに慣れました。そんなに長くないですし、コンテクストがわかっている上、非ネイティブ同士のやり取りなので平易な文章構成と比較的少ないボキャブラリーで理解しやすい内容だからです。

その後、問題が起こりました。現地に着いてからはリーディングに関しては、かなり苦労しました。リーディングの課題などが出て、ハンガリーでは、私は日本の大学での専攻「ビジネス」ではなく、「社会学」を学んでいたので、専門用語などがわからず苦労しました。また、それ以上にアカデミックな文章はやっぱり難しく、アカデミックリーディングは最後までなれませんでした。

そもそもリーディング能力って、インプット行為なので、これをやって初めてアウトプット行為であるライティング能力やスピーキング能力も上がってくるんです。ボキャブラリーも増えるし、言い回しも学べます。だから必須ではあるのですが、正直言うと、「避けて通れる道」でもあります。

これではだめだと思い、日本人ではない私のパートナーに、「一日1記事英語で何か読んで、感想つけて送るね!」と伝え、頑張って読んでいました。当時読んでいたのは、自分の興味のあるビジネス、例えばSNS業界やシェアリングエコノミー関連の記事を読んだり、あとは趣味でヨガの記事を読んだりしていました。興味のある分野の読み物を定期的に読むことで、英語の文章を訳さず文章を前から理解していくことができるようになり、いいトレーニングになりました。

このモチベーションが、英語の本を読むという行為につながりました。ちょうどアメリカに行くタイミングがあったので、ボストンで大好きなヨガの本を購入。結局、当時の私には難しくて読みきれませんでしたが、以後いろいろな本を読み(主にビジネス本)今は英語の本を読むことへの抵抗は一切なくなりました。

ということで、自分のアクションと努力がなければ特に伸びにくい分野かなと個人的に思っています。


リスニング


伸びる!特に、非ネイティブの発音に慣れることができます。

正直、普段日本で英語を学習していると非ネイティブの英語に触れられる機会はあまりないと思います。母国語によってかなり発音が異なるので、そこに1番に触れられるのはいいかなと思いました。私は特にイギリス英語に慣れていたので、ハンガリーに行って様々な国の人の英語を聞いて、全然理解ができなくて驚きました。学校が始まるまではいろんな子に会っていたので、そこで会話は身につきました。いろんな国の人に会うというのは、この点で大事だと思っています。

しかし大学で授業が始まってから、また問題が。やっぱりアカデミックリスニングは難しい!!!特にリスニングは相手の話しているスピードでこちらも理解していかないといけないので、難しいところだと思っていました。

そこで私は留学前に日本から準備をしていった、「音声レコーダー」を使って、授業の内容を全て録音して、授業で理解しきれなかったところを試験前にもう一度聞き直してノートを撮り直すということもしていました。

最初のセメスター(学期)はそれで何とか対応ができました。そのおかげか、後半のセメスターではレコーダーなしでも理解が追いつくようになりました。(実際、授業内容についていけるようになったのは前半セメスターですが、不安がなくなったのは、後半のセメスターですね)




いかがでしたか?

留学をすることで、英語漬けの生活を送ることができたのは英語力向上にはとてもいいことでした。でも、環境を変えれば自分が自動的に成長できるわけではなく、ある程度の頑張り、時間と労力のコミットメントは必要なんだなと思いました。

後半ではアウトプット分野である「スピーキング」と「ライティング」について、伸びるのか?どう伸ばすのか?ということを深掘りしていきたいと思います!

後半もぜひお見逃しなく!!!


最後までお読みくださりありがとうございます!

Have a nice day!


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